A Major Shift in Online Search Advertising

「26日から面白い試みを始める」と標榜していたJellyfishというサイトがオープンした。サイト自体は普通のショッピングサイトで、ユーザーが自分の買いたいものを検索窓に入力すると、その商品が値段、メーカー別に表示される。一つの商品を選ぶと、その商品を提供しているお店(オンラインショッピングサイト)が示されるのだが、ここからが面白い。Jellyfishはオンラインショッピングサイトが支払う広告料の半分をユーザーにキャッシュバックとして還元する仕組みになっている。ユーザーが商品を選んだあとの画面は下のスクリーンショット(クリックで拡大)のようになっているのだが、
リストの一番上に表示されるショッピングサイト(ここではSTAPLES)は、リストの一番上に自分たちのお店を表示させるために、Jellyfishに一番多くの広告料を支払う。すると、その広告料の半分はキャッシュバックとしてユーザーに還元されるため、結果として、ユーザーの購入価格が一番安くなるのだ。詳しくはこちらを参照して欲しいのだが、彼らはこの仕組みを”Value Per Action”と呼んでいる。
Search Engine AdvertisingにおけるPay Per Click Auctionの場合、広告主はユーザーが検索した画面の上位に自分たちのサイトを表示させるために他社より多くの広告料をSearch Engineに支払うが、消費者の注意を引くために支払ったそのお金は、結果として商品に上乗せされるため、消費者の利益にはなっていない。また、リストの上位にきているサイトの商品が消費者にとって一番良い(この場合は一番安い)ものであるかどうかも分からない。Value Per Actionの場合、広告主が支払った額の半分はキャッシュバックとなるため、消費者に選ばれるため(=リストの上位に表示させるため)に他社より多くの広告料を支払うと、その行為は結果として消費者が支払う価格を他社より下げることにつながる。広告料が完全に消費者の利益にもなっているのである。これは画期的と言えるのではないだろうか。この仕組みが普及したら、オンライン広告(特にSearch Engine Advertising)が消費者にとって”必要悪”でなくなるときが来るのかもしれない。






RSS Feed

